概要
著名な環境活動家エリン・ブロコビッチ氏が、米国で急増するAIデータセンター建設における不透明なプロセスを批判し、住民が懸念を報告できるマップサイトを公開した。
詳細内容
環境活動家のエリン・ブロコビッチ氏は、米国各地で進むAIデータセンター建設において、地域住民への情報開示が著しく欠如していると指摘し、批判の声を上げている。同氏によれば、多くのプロジェクトが秘密保持契約(NDA)の下で進められ、住民が計画を知るのは「工事のトラックが来てから」という事態も発生しているという。これを受け、同氏は住民が騒音、水使用量、電力消費などの懸念を投稿・閲覧できるウェブサイト「brockovichdatacenter.com」を公開した。
記事では、Metaの巨大キャンパスがニューオーリンズ市全体に匹敵する電力を消費する見込みであることや、2030年にはデータセンターが全米電力の9%を占める可能性があるという試算(MITエネルギーイニシアティブ)を引用。ブロコビッチ氏はデータセンター自体を否定しているわけではなく、事前通知、公開ヒアリング、インフラへの影響に関する完全な開示、そして住民を交渉のテーブルに着かせることを求めている。