掲載済み (2026-06-06号)
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Mythosは不要:脆弱性診断におけるAI『ハーネス』の重要性

原題: Move over, Mythos. Here comes... pretty much any other model with a good harness

英語

掲載情報

2026年6月6日土曜日号 アネックス掲載

概要

AIモデル単体の性能(Mythos等)よりも、複数のエージェントを制御・検証する「ハーネス(オーケストレーション層)」の設計こそが、低コストで高精度な脆弱性検知の鍵である。

詳細内容

Aikido Securityによる技術ブログ。最新のAIモデル「Mythos」が脆弱性調査において注目を集めているが、筆者は特定のモデル選択よりも「ハーネス(オーケストレーション層)」の構築こそが重要であると説く。主な内容は以下の3点。1. **モデル能力の収束**: GPT-5.5などの他モデルもMythosと同等の性能に達しており、単体モデルへの依存はリスクとなる。2. **ハーネスによる最適化**: 偵察、狩猟、検証、トレース、重複排除といった工程をオーケストレーションすることで、安価な小型モデルの組み合わせでも、高価なモデル単体での結果を上回ることができる。3. **経済合理性**: Mythosを1回実行するコストで、小型モデルを複数回・多角的に走らせる方が、偽陽性を抑えつつ網羅性を高められる。結論として、ベンダーに依存しない柔軟なパイプライン設計が、次世代のAppSecにおける真の差別化要因になるとしている。