概要
Claude Code向けプラグイン「pstack-claude」の内部構造を解析し、指示書の階層化と子エージェントのオーケストレーションによって高度な自律的開発を実現する仕組みを解説した記事。
詳細内容
### 概要
本記事は、Claude Codeの自律型エージェントプラグイン「pstack-claude」(Cursor用pstackの移植版)の仕組みを技術的に深掘りした解説です。数時間にわたる大規模な修正をやり遂げる「実行力」の背景にある設計思想を明らかにしています。
### 技術的特徴
- **階層化された「スタック」構造**: セッション開始時の短い指示、中心スキル(poteto-mode)、23種類のプレイブック(手順書)、23種類の原則(判断基準)が階層化されており、必要な時だけ詳細を読み込むことでコンテキストを効率化しています。
- **自律的オーケストレーション**: `swarm`(並列実行)や`arena`(複数モデル比較)などのスキルで子エージェントを制御。数日規模の案件では、Bunベースの外部コマンド`orch`で進捗をファイル管理し、会話の圧縮や再起動に対応します。
- **「事後報告」の哲学**: 「元に戻せる作業は確認せずに進める」という原則を採用。事前の質問攻め(Grilling)よりも、試行結果による判断と事後報告を重視し、人間の介在によるボトルネックを解消しています。
### 結論
pstackは単なるプロンプトの集合体ではなく、スクリプトによる検査(`check-playbooks.mjs`等)や外部ツール連携を組み合わせた「エージェントのためのOS」のような設計となっており、開発自動化における実用的な指針を示しています。