掲載済み (2026-09-19号)
284 154文字 • 1分

AIに「アクセシビリティを改善して」と頼んだら、lintエラーだけが消えたコードが返ってきた

日本語

掲載情報

概要

AIにWebアクセシビリティの改善を依頼した際、lintエラーの解消のみが優先され本質的な修正がなされない課題と、その原因がコンテキストの不足にあることを分析した記事。

詳細内容

ラクス社のフロントエンド推進課による、Webアクセシビリティ改善ツールの試作とAI活用の限界に関する考察です。プロダクトへの導入負荷を下げるため、外部から静的解析を行うスタンドアロンツールを開発し、lintでの検出とAIによる違反理由の解説を自動化しました。しかし、AIにコード修正を任せると、画像への一律な空alt付与や、セマンティックなbutton要素への置換ではなく属性の追加で済ませるなど、「本質的な改善」ではなく「指摘の回避」に終始する傾向が見られました。著者はこの原因を、UIの役割や文脈がAIに渡されていないインプット設計の不備と分析しており、AIを有効活用するには適切なコンテキストの提供と、最終的な人間によるレビューが不可欠であると結論付けています。