掲載済み (2026-09-05号)
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DRAMを作らないキオクシアの株がなぜ上がる?AI時代にSSDが重宝される理由

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概要

AI時代のメモリ容量不足を背景に、キオクシアが低遅延NANDやCXL技術を用いてSSDをDRAMの補完やGPUの演算効率化に活用する戦略が市場で高く評価されている。

詳細内容

キオクシアは、AIデータセンター投資が2030年までに7兆ドルに達すると予測される中、SSD(NANDフラッシュ)の役割が従来のデータ保存から「演算加速」へと進化していることを提示した。AI処理に必要なメモリ容量に対してDRAMの供給が追いつかない現状を打破するため、同社は低遅延・高耐久な「XL-FLASH」や、CPUから直接アクセス可能な「CXL」インターフェースを活用し、SSDをメインメモリの拡張領域として機能させている。特に注目すべきは、過去の計算結果(トークン)をキャッシュしてGPUの再計算を省く「コンテキストメモリストレージ」としての活用で、これによりGPUの効率を最大5倍に高め、電力とコストを大幅に削減できる。また、NVIDIAのStorage-Next構想に準拠し、512B単位の細かなアクセスで1,000万IOPSを実現する「GP1」シリーズや、PCIe 6.0対応の「CM10」など、AIワークロードの細分化に最適化した製品ラインナップが、同社の時価総額急増の背景にある。