掲載済み (2026-07-04号)
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NTTドコモビジネスの「AI社長」開発事例:経営方針の浸透と意思決定支援における実効性

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掲載情報

2026年7月4日土曜日号 アネックス掲載

概要

NTTドコモビジネスが開発した「AI小島社長(AIコジー)」は、経営トップの判断基準をAIで再現することで、組織階層によるメッセージの希薄化を防ぎ、幹部層の9割から高い評価を得ている。

詳細内容

NTTドコモビジネスが開発した「AIコジー」は、小島克重社長の思考や判断基準を再現するチャット型AIである。開発の背景には、社長のメッセージが組織の階層を経るごとに希薄化し、判断の根拠が正確に伝わらないという課題があった。このAIは過去の幹部会議での発言データ約30万文字を学習しており、ユーザーが質問すると社長特有の観点に基づいた回答を生成する。幹部層70名による3ヶ月間の試行運用では、9割が「社長の方針をより深く理解するのに役立った」と回答。業務の壁打ちやアイデア整理、会議内容のキャッチアップに活用されている。同様の「社長・役員AI」の導入は、三井住友フィナンシャルグループやキリンホールディングス、GMOインターネットグループなど、国内の大手企業や自治体でも加速しており、経営トップの意思決定をデジタル化して組織全体に浸透させる新しいDXの形として注目されている。