掲載済み (2026-06-27号)
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IBMのCEOが「AIデータセンターに数兆ドルを投資しても、利益を出せるわけがない」と断言した納得の理由

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概要

IBMのアービンド・クリシュナCEOは、莫大な資本コストとチップの短寿命、そして現在の技術によるAGI実現の低確率を理由に、数兆ドル規模のAIデータセンター投資の採算性に強い懸念を示しました。

詳細内容

IBMのアービンド・クリシュナCEOは、現在のAIインフラ投資競争における経済的合理性を厳しく批判しています。主な論点は3点に集約されます。第一に、資本コストの巨大さです。1GW規模のデータセンターに約800億ドルの投資が必要とされる中、業界が構想する100GW規模では約8兆ドルの設備投資となりますが、その利息の支払い(年約8000億ドル)を賄えるだけの利益を上げる道筋が見えていないと指摘します。第二に、AIチップの寿命が約5年と短く、急速な減価償却が利益を圧迫する点です。第三に、現在のLLMの延長でAGI(汎用人工知能)が実現する可能性を0〜1%と極めて低く見積もっており、過度な「AGI信仰」に基づく巨額投資を危惧しています。生産性向上によるAIの価値は認めつつも、ハードウェアへの過剰な賭けには慎重な姿勢を強調しています。