概要
Databricksが公開したOSS「Omnigent」が提唱する、バラバラなAIエージェントを統合・制御するための新概念「メタハーネス」を解説する記事。
詳細内容
Databricksが2026年6月にオープンソースとして公開した「Omnigent」は、急増するAIエージェントのサイロ化問題を解決するために開発されました。中心概念である「メタハーネス」は、既存のAIエージェント(ハーネス)の上位レイヤーとして機能し、以下の3つの主要な価値を提供します。
1. **合成 (Composition)**: Claude CodeやCodex、自作エージェントなどを設定一つで切り替え、計画・実装・レビューといった役割ごとに最適なモデルを組み合わせてオーケストレーションします。
2. **制御 (Control)**: 費用制限や特定の操作(git push等)に対する人間による承認といったガードレールを、プロンプトではなくポリシー層で一元管理します。
3. **協働 (Collaboration)**: 単一のライブセッションをターミナル、ブラウザ、モバイル間で共有し、チームでリアルタイムに操作・閲覧することが可能です。
現在はアルファ版という位置づけですが、インフラにおけるKubernetesのように、エージェント開発においても一段上の抽象化レイヤーを構築することを目指しています。