概要
Google Chromeの「Prompt API」が安定版となり、超軽量モデル「Gemma 197M」の導入によりブラウザ上でのローカルAI処理が大幅に強化されました。
詳細内容
Google Chrome 148において、ブラウザ組み込みAI(Built-in AI)機能が拡充されました。主な更新点は以下の通りです。
1. **Prompt APIの安定版公開**: デバイス上の軽量AIモデル「Gemini Nano」を活用するAPIが安定版となり、オフライン環境での自然言語処理やプライバシーに配慮したローカル完結のAI利用が可能になりました。マルチモーダル入力やJSON構造化出力にも対応しています。
2. **超効率モデル「Gemma 197M」の導入**: 1.97億パラメータを持つ極めて軽量なエキスパートモデルが導入され、デバイスの性能に合わせて要約(Summarizer)などのバックグラウンドタスクを最適化します。
3. **開発者へのメリット**: モデルの配布や管理はブラウザ側で行われるため、Web開発者は自前でモデルを管理することなく、APIを呼び出すだけで高度なAI機能をアプリに組み込めます。
利用には16GB以上のメモリや空き容量22GB以上のストレージなど、比較的高めのシステム要件が設定されています。