掲載済み (2026-08-29号)
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ダロン・アセモグルが語る「リベラル・デモクラシーの危機とAI」

日本語

掲載情報

2026年8月29日土曜日号 アネックス掲載

概要

2024年ノーベル経済学賞受賞者のダロン・アセモグルが、自動化による雇用の分断とAI時代における「労働者支援型AI」の重要性、そして米中のAI政策に対する批判的見解を語っています。

詳細内容

経済学者のダロン・アセモグル氏がポッドキャスト『AI Skeptics』に出演し、新刊『What Happened to Liberal Democracy?』の内容を基に、自由民主主義の危機とAIの役割について語った内容の紹介です。アセモグル氏は、ポスト産業社会における自動化が雇用と賃金の好循環を断ち切り、ソーシャルメディアが政治的分断を加速させたと指摘しています。AIについては、人間の仕事を奪うのではなく労働者の能力を補完・強化する「Pro-Worker AI(労働者支援型AI)」の必要性を提唱。また、シリコンバレーが規制回避のために中国の脅威を過剰に利用している点や、米国がAI政策をゼロサムゲームとして捉えすぎている現状を批判しています。記事は、アセモグル氏の研究手法への批判があることも踏まえつつ、彼が現代で最も影響力のある経済学者のひとりであることを再認識させる内容となっています。