掲載済み (2026-08-29号)
182 159文字 • 1分

SIerの未来。「非機能要件は汎用AIだけでは困難」と野村総研が言い切る理由

日本語

掲載情報

2026年8月29日土曜日号 アネックス掲載

概要

AIによるコーディングの自動化が進む中でも、大規模システム特有の複雑な「非機能要件」の調整や意思決定こそがSIerの永続的な提供価値になると野村総合研究所が解説する。

詳細内容

生成AIの普及により、システム開発のコーディング工程では2倍から10倍の生産性向上が見られる一方、野村総合研究所(NRI)はSIerの役割は縮小しないと断言しています。その最大の理由は、ミッションクリティカルなシステムにおける「非機能要件」の定義にあります。可用性、セキュリティ、性能といった要素はトレードオフの関係にあり、明文化されていないビジネスの背景や将来予測を踏まえた「多目的最適化」としての意思決定が不可欠です。この記事では、AIが単一目的の最適化に長けているのに対し、人間は複雑な合意形成を担う存在として重要性が増すと指摘。2030年までに開発工数50%削減を目指しつつも、エンジニアはAIをマネジメントする「シン・ジェネラリスト」へ進化し、より高難易度な課題解決に注力する未来を提示しています。