掲載済み (2026-08-29号)
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RailsにおけるAIエージェントのアクセス制御:Action PolicyによるSQL実行の制限

原題: Access control for AI agents on Rails: gating SQL with Action Policy

英語

掲載情報

概要

Railsアプリ内AIにSQL実行を許可する際、単なる読み取り専用ではなくAction Policyを用いてユーザー毎の行・列レベルの認可を強制する実装手法の解説。

詳細内容

Evil Martiansは、自社開発のAIアシスタント「Ocean」におけるデータ漏洩リスクを解決するため、Ruby on Railsの認可フレームワークである「Action Policy」を活用したアクセス制御手法を確立しました。従来、AIには読み取り専用のSQL実行権限を与えていましたが、それだけでは「どのユーザーがどのデータを見る権利があるか」を制御できず、本来非公開であるべきピアレビューなどの機密情報が抽出される課題がありました。本記事では、プロンプトではなくRubyコード側でデータ境界(行スコープおよび許可された列)を定義する`ocean_access`メソッドの導入や、機密データ用の`authorized_model_query`と公開データ用の`database_query`という二重の実行経路の設計、そしてRSpecを用いた「決定論的な漏洩テスト」による検証プロセスまで、実戦的なセキュリティ設計を詳説しています。