掲載済み (2026-08-22号)
076 238文字 • 2分

友人たちは皆AIを嫌っている。それでも私がAIスタートアップに加わった理由

原題: My friends all hate AI; I just joined an AI startup

英語

掲載情報

2026年8月22日土曜日号 アネックス掲載

概要

fast.aiの共同創設者であるRachel Thomas氏が、AIへの強い不信感が広がる中で、人間の自律性と批判的思考を損なわないAIの在り方を追求するためにAnswer.AIへ復帰した動機を綴る。

詳細内容

### 概要 fast.aiの共同創設者であるRachel Thomas氏による、AI業界への復帰を宣言するエッセイ。AIが教育現場やオープンソースコミュニティにもたらしている悪影響を認めつつ、大手AIラボ主導ではない「人間中心のAI」の可能性を提唱している。 ### 主要なポイント - **現行AIへの批判的視点**: ネット上の低品質なコンテンツ(スロップ)の増殖、教育現場での安易な利用による思考力の低下、大手ラボによる権力の独占、そして「倫理」が形骸化している現状を厳しく批判している。 - **復帰の理由**: AIを巡る懸念は正当だが、AIは単一の形ではない。大手企業のビジョンとは異なる、人間の創造性や自律性を尊重するツールの開発が必要だと考えたため。 - **Answer.AIとSolveIt**: 共同創設者のJeremy Howard氏らと「SolveIt」というツールを開発。これはジョージ・ポリアの『いかにして問題を解くか』に基づき、AIによる自動回答ではなく、ユーザーが問題理解と解決のプロセスに直接介入し、判断を下すことを強制するように設計されている。 ### 結論 AI技術そのものは有用であり、それをどのように設計し、どのような価値観を込めるかが重要である。著者は、人間の代替ではなく、人間の能力を拡張し保護するためのAIを模索している。