掲載済み (2026-08-08号)
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仕様書から保証台帳へ、GDD(保証駆動開発)のすすめ

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掲載情報

概要

AIによる高速な開発で増大する手戻りを防ぐため、テストが裏付ける「振る舞いの約束」を自然言語の台帳で管理し、人間が裁可してから実装する「保証駆動開発(GDD)」を提唱する。

詳細内容

AI(Claude Code等)を用いた開発では実装速度が飛躍的に向上する一方、既存機能の破壊や「現在何が守られているか」の把握が困難になる課題が生じます。筆者は開発を流動的な「MVP期」と、安定性を重視する「Issueドリブン期」に分け、後者において『保証台帳(docs/guarantees.md)』を用いる『保証駆動開発(GDD)』を提案しています。 保証台帳は、テストコードから「人間が読める約束事」だけを抽出した索引です。かつての実行可能な仕様書(Cucumber等)は人間による二重管理コストで破綻しましたが、GDDではそのコストをAIが肩代わりします。実装前に人間が「新たに宣言する保証」と「維持する保証」を裁可し、AIに実装・テスト・台帳更新を一括で行わせることで、開発の境界線を明確にします。自然言語ベースゆえの実装との乖離リスクは残るものの、AIと共に開発する上での「信頼の地図」として機能する手法です。