掲載済み (2026-08-01号)
245 142文字 • 1分

AIがコードを書く時代のプログラミング教育:成果物からプロセス重視への転換

原題: Teaching Coding When AI Can Write the Code – O’Reilly

英語

掲載情報

概要

AIが容易にコードを生成できる環境下で、プログラミング教育の評価軸を「完成したコード」から、芸術教育に着想を得た「思考と制作のプロセス」へと転換する実践的なアプローチを提案している。

詳細内容

生成AIの普及により、提出されたプログラムの完成度だけでは学生の真の理解度を測ることが不可能になりました。テキサス大学オースティン校のEric Freeman氏は、芸術教育における「スタジオモデル」の手法をプログラミング教育に応用する3つの試みを紹介しています。1つ目は「制作過程の公開」で、教室での対話を通じてコードの選択理由を説明させます。2つ目は「AIを評価者とした対話」で、AIボットとの対話ログから概念の理解度を分析します。3つ目は「ライブコーディング」による実演で、即興でのコード操作を通じて流暢性を評価します。筆者は、AI時代における能力の証明は成果物ではなく、思考・修正・回復のプロセスそのものにあると強調しています。