掲載済み (2026-08-01号)
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AI加工された「実在しない裸」、初の児童ポルノ認定も…専門家「無理な解釈」と異論…名古屋地裁判決を検証

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概要

名古屋地裁がAI加工による実在しない児童の裸体画像を初の児童ポルノと認定したが、専門家からは現行法の解釈を逸脱しているとの異論が上がっている。

詳細内容

名古屋地裁は、元教師が実在する女子児童の写真を生成AIで加工して作成した「全裸画像」の所持に対し、全国で初めて児童ポルノ禁止法違反を認定した。判決では「一般人が実在の裸体と誤認するほど精巧」であることを根拠としている。これに対し、性的事件に詳しい奥村徹弁護士は、現行法が「実在する児童の実在する姿態」を処罰対象としている点に着目。AIで後から描き加えられた部分は実在の姿態ではないため、従来の判例(平成29年東京高判等)の基準に照らせば、顔が同一であっても児童ポルノには該当しないとする批判的な見解を示した。法の拡大解釈による対応には限界があり、ディープフェイク等の技術進化に対応した韓国のような新規立法の必要性を強く訴えている。