掲載済み (2026-07-18号)
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ダーク・テトラッド特性と問題のある生成AI利用:個人主義と不確実性への不耐性の連続媒介効果

原題: Dark Tetrad traits and problematic generative artificial intelligence use: the serial mediating role of individualism and intolerance of uncertainty

英語

掲載情報

概要

ダーク・テトラッド(自己愛、マキャベリズム、サイコパシー、サディズム)が、個人主義的価値観や不確実性への不安を介して生成AIの過剰・依存的利用にどのように影響するかを調査した学術研究。

詳細内容

本研究は、生成AI(GAI)の急速な普及を背景に、その「問題のある利用(PGAIU)」に関連するパーソナリティ特性を分析したものです。成人GAIユーザー677名を対象としたパス解析の結果、以下の点が明らかになりました。まず、自己愛(ナルシシズム)は直接的および間接的にPGAIUと正の相関を示し、サディズムも全体的な影響を与えています。特に「垂直的個人主義(他者より優位に立ちたい欲求)」と「不確実性への不耐性」が、ダークな性格特性とAIへの過度な依存を繋ぐ重要な連続媒介因子として機能しています。性別による差異も見られ、女性では自己愛の影響が垂直的個人主義を介した間接的なものに限定される一方、男性ではサイコパシーが不確実性への不耐性を介して複雑な影響を与えることが示唆されました。これらの知見は、新たなテクノロジーに対する不適応なエンゲージメントを理解するための心理学的枠組みを提供します。