掲載済み (2026-07-04号)
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AMD MI355XでGLM-5.2を高速化:NVIDIA Blackwell比で2倍以上のコスト効率を実現

原題: Performance per dollar is getting faster and cheaper

英語

掲載情報

概要

Wafer社がAMD MI355Xを用いてGLM-5.2の推論を最適化し、NVIDIA Blackwellの約2.75倍のコスト効率で高いスループットを実現した手法を解説。

詳細内容

Wafer社は、最新モデル「GLM-5.2」をAMD MI355X GPU上で最適化し、NVIDIA Blackwell(B200/B300)を凌駕するコストパフォーマンスを実証しました。主な手法として、AMD QuarkによるMXFP4量子化の採用、sglangでの投機的デコード(Speculative Decode)のバグ修正、およびMoE(Mixture of Experts)カーネルのチューニングを行っています。結果として、シングルストリームで213 tok/s、ノードあたり2626 tok/sのスループットを達成。性能自体はB200の約80%ですが、ハードウェア価格が2.75倍安価であるため、ドルあたりの性能では圧倒的優位に立ちます。この事例は、これまでCUDAが独占していたSOTAモデルの推論領域において、AMDのソフトウェアエコシステムとエンジニアリングの進展により、その「堀」が急速に埋まりつつあることを示しています。