掲載済み (2026-06-27号)
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ローカル LLM 素人が作るローカル LLM 検証機

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掲載情報

2026年6月27日土曜日号 アネックス掲載

概要

個人がVRAM 24GB〜50GBクラスの中規模ローカルLLMを動かすため、AMDマルチGPU構成で構築した自作PCの選定理由と構成詳細の記録。

詳細内容

## 概要 個人開発者が、VRAM 24GB以下から50GB程度の中規模モデル(Gemma-4やQwen-3.6等)を安定して動作させるために構築した、マルチGPU構成の自作PCに関するレポートです。高額なNVIDIA製GPUを避け、AMD製GPUを複数枚利用することでコストを抑えつつ大容量VRAMを確保する手法に焦点を当てています。 ## 主要な構成と選定のポイント - **GPU**: AMD Radeon AI Pro R9700 32GBをマルチGPUで使用。NVIDIA製品に比べ安価に大容量VRAMを確保し、推論ライブラリにはVulkan経由でOllamaを採用しています。 - **マザーボードとPCIeスロット**: ASRock B760 Pro RS/D4 WiFiを選定。PCIe 4.0 x16とx4のスロットを利用。帯域差はあるものの、実用上の大きな遅延は見られないと報告されています。 - **メモリバランス**: システムメモリ(RAM)を96GB搭載。VRAMにロードされるモデル容量と同等以上のRAMを確保し、スワップによる不安定化を防止しています。 - **CPU**: 発熱を抑えるためTDP 65WのCore i5-14400を選択。内蔵グラフィックスを活用することで、外部GPUのパワーをLLM計算に全振りする工夫がなされています。 ## 結論 サーバーグレードの機材を使わずとも、適切なパーツ選定とマルチGPU構成により、個人の趣味範囲で中規模LLMを快適に検証できる環境が構築可能であることを実証しています。