掲載済み (2026-06-27号)
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「動くAIコード」であっても私がリジェクトする理由

原題: When I reject AI code even if it works

英語

掲載情報

2026年6月27日土曜日号 アネックス掲載

概要

AI生成コードが正常に動作しCIをパスしたとしても、開発者がそのロジックを自身の言葉で説明できず、システムの推論を困難にする場合はリジェクトすべきである。

詳細内容

AIコーディングエージェントの普及により実装は高速化しましたが、著者は「動作するコード」をあえてリジェクトする重要性を説いています。最大の理由は、自分で思考プロセスを経ていないコードをレビューする際の認知負荷の高さにあります。以前の開発プロセスでは、探索や実験を通じて深いコンテキストを構築していましたが、AI主導ではそのプロセスが希薄になりがちです。著者は具体的なリジェクト基準として、1.自身の言葉でアプローチを説明できない、2.問題に対して差分が大きすぎる、3.不要な抽象化が導入されている、4.ローカルで動くが推論を困難にする、5.自身の理解よりも出力を盲信している、の5点を挙げています。AIは依然としてエンジニアの適切なガイダンスを必要としており、人間による意思決定こそがソフトウエアの持続可能性を担保すると結論付けています。