掲載済み (2026-06-20号)
162 232文字 • 2分

Vercel Connectの発表:AIエージェント向けのセキュアなランタイム認証基盤

原題: Introducing Vercel Connect

英語

掲載情報

概要

Vercel Connectは、環境変数に静的なトークンを保存する代わりに、OIDCを利用して実行時に必要最小限の権限を持つ短期間のトークンを取得できるセキュアな認証システムです。

詳細内容

Vercel Connectは、AIエージェントやアプリケーションが外部サービス(Slack、GitHub、Linear等)にアクセスする際のセキュリティ課題を解決します。従来の長期間有効な「保存されたトークン」を、実行時の「資格情報交換(Credential Exchange)」に置き換えるのが最大の特徴です。 ### 主な機能とメリット - **OIDCによるアイデンティティ証明**: デプロイメントが持つOIDCアイデンティティを使用してVercel Connectにリクエストを行い、プロバイダーのトークンを取得します。アプリ側にシークレットを保持する必要がありません。 - **最小権限の原則(Least Privilege)**: リクエストごとにスコープ(特定のGitHubリポジトリのみ、読み取り専用など)を指定でき、タスクに必要な権限だけを動的に付与します。 - **ユーザー単位のスコーピング**: アプリ全体だけでなく、特定のユーザーとしてのアクションを代行するトークンの取得も可能です。 - **トリガー転送(Trigger Forwarding)**: Webhook(Slack等)をVercel Connectが受信・検証し、安全にアプリへ転送。アプリ側での署名検証コードを簡略化できます。 Vercelの新しいエージェントフレームワーク「eve」やAI SDKとも統合されており、開発者は認証の複雑なロジックを意識せずにセキュアなエージェントを構築できます。