概要
中国のZhipu AIが、100万トークンの広大なコンテキスト窓と高度な推論・コーディング能力を持つ「GLM-5.2」を発表し、来週のMITライセンスでの重み公開を予告しました。
詳細内容
Zhipu AI(智譜AI)は、新たなフラッグシップLLM「GLM-5.2」をリリースしました。このモデルは100万(1M)トークンのコンテキストウィンドウをサポートし、特に複雑なエージェントの自律実行や高度なコーディングタスクに最適化されています。
### 主な特徴と展開
- **オープンソース化:** 来週、MITライセンスに基づいてモデルの重みを公式に公開予定。APIおよびチャットサービスも同時期に開始されます。
- **思考レベルの制御:** 「High」と「Max」の2段階の思考(Thinking)レベルを選択でき、より深い推論が必要なタスクに対応します。
- **シームレスな移行:** Anthropic互換のAPIエンドポイントを提供。Claude Code等の既存ワークフローから環境変数を変更するだけで簡単に移行可能です。
背景には、欧米によるAI規制や輸出制限への強い対抗意識があり、CEOの唐傑氏は「AGIへの道は高い壁で囲まれるべきではない」と述べ、急進的なオープンソース化による開発者支援を強調しています。一方で、1Mトークンのローカル実行には4ビット量子化KVキャッシュでも約40GBのVRAMを要するなど、ハードウェア面でのハードルも議論の的となっています。