掲載済み (2026-06-13号)
298 213文字 • 2分

QAエンジニアが「自分でテストやりきる」のをやめようとしている話

日本語

掲載情報

概要

ダイニー社のQAチームがClaude Codeを導入し、テストの実行をAIに委ねることで、QAエンジニアの役割を「実行者」から「リスクの判断者」へと変革させている実践記録。

詳細内容

株式会社ダイニーのQAチームによる、Claude Codeを活用した業務変革の事例紹介です。プロダクトの急拡大に伴い、人力でのテスト実行が限界を迎えたことから、QAの価値の重心を「手を動かすこと」から「AIの出力を正しく見極めること」へシフトさせました。 主な取り組みとして、以下の3点が挙げられています: 1. **PR単位の完全自動テスト**: マージされたPRの差分からAIがテスト設計、ケース生成、API/E2Eテストを実行。ユニットテスト済みの項目をAIが判断してE2E実行を省く高度な効率化を実現しています。 2. **CUJベースのリグレッション**: AIが画面を動的に認識して操作することで、UI変更に強い柔軟なリグレッションテストを毎日自動実行しています。 3. **エラーログの巡回と修正提案**: ステージング環境のログをAIが監視し、不具合の検知から原因切り分け、修正提案までを自動化しました。 「AIを信じすぎない仕組み」として人間によるレビューやスキル向上を重視しつつ、QAエンジニアが本来向き合うべき「顧客体験」と「重大なリスク判断」に注力できる環境構築を目指しています。