概要
macOS 27で導入されるfmコマンドとPython SDKを用いて、Apple Foundation Modelをスクリプトやデータサイエンス環境から活用する方法を紹介するセッション。
詳細内容
macOS 27から導入される新しい開発ツールにより、Apple Foundation Model (AFM) をSwift以外の環境でもシームレスに利用できるようになります。
### 1. fm CLI (コマンドラインツール)
ターミナルから直接利用できる`fm`コマンドが提供されます。`fm chat`による対話的なテスト、`fm respond`を用いたスクリプトへの組み込みが可能です。`--schema`オプションによりJSONなどの構造化出力を生成でき、デモではファイル名の規則性が低い下書きファイルをAIが自動で判別・整理するシェルスクリプトの例が示されました。
### 2. Foundation Models SDK for Python
Python 3.10以上に対応した新しいSDKで、Appleシリコン搭載MacでのMLエンジニアのワークフローを強化します。Swift版と同等の機能(画像入力、ストリーミング、Tool Calling、Guided Generation)をサポートしています。`@fm.generable`デコレータを用いることで、Pythonの型ヒントに基づいた構造化データの抽出が容易になります。
### 3. 評価パイプラインの構築
Pythonエコシステム(Pandas, Jupyter, Matplotlib)との統合により、プロンプトの改善を定量的に評価する手法が解説されました。複数のプロンプト案をオンデバイスモデルで実行し、サーバーモデルを「Judge」としてスコアリングすることで、ハルシネーションやエラー率を視覚化し、アプリの品質を継続的に改善できます。