掲載済み (2026-06-13号)
121 193文字 • 1分

DeepSeekがトークン量で台頭、Anthropicは依然として支出で圧倒的シェアを維持 — Vercel 2026年5月インデックス

原題: DeepSeek enters the fight for token volume, Anthropic continues to dominate spend - Vercel

英語

掲載情報

概要

VercelのAI Gatewayデータによると、2026年5月は格安のDeepSeek V4がトークン量で3位に急浮上する一方、Anthropicが高付加価値なユースケースで支出の65%を占める二極化が進んだ。

詳細内容

Vercelが公開した「AI Gateway production index」の2026年5月版レポートは、AIモデル市場の劇的な変化と、開発者のコスト意識の高まりを浮き彫りにしています。 主なポイントは以下の通りです: - **DeepSeekの台頭**: 5月に登場したDeepSeek V4は、100万トークンあたり$0.14〜$0.28という驚異的な低価格を武器に、わずか1ヶ月でトークンシェアを1%未満から17%(第3位)へ急拡大させました。しかし、低価格ゆえに支出額ベースではわずか1%に留まっています。 - **Anthropicの独占的地位**: 支出額シェアではAnthropicが65%と圧倒的で、AIコーディング、バックオフィス、アプリ生成といった「失敗が許されない」高難度のタスクにおいて70〜80%のシェアを維持しています。 - **ハイブリッドなルーティング戦略**: 開発者は、大量の単純作業には安価なDeepSeekを使い、高度な推論が必要なタスクにはAnthropicのClaudeを使い分けるなど、モデルの使い分け(ルーティング)を高度化させています。 このデータは、単なる性能競争から「コスト対効果」と「適材適所」のフェーズへ市場が移行していることを示唆しています。