概要
Claude CodeのCoworkモードにおける会話圧縮機能の欠如を、作業状況をMarkdownファイルへ外部化して永続化する設計手法によって解決する。
詳細内容
### 概要
Claude Codeのデスクトップアプリ版(Coworkモード)には、CLI版にある`/compact`(会話の要約・圧縮)コマンドが存在しません。この記事では、この制約を逆手に取り、AIとの会話という「揮発性メモリ」ではなく、Markdownファイルという「永続ストレージ」に作業コンテキストを外部化することで、セッションの中断やツール間の移行に強い開発フローを構築する方法を提案しています。
### 具体的なアプローチ
- **コンテキストの外部化**: 会話内に状態を保持せず、`作業状況.md`などのファイルに「環境情報」「完了ステップ」「エラーログ」「次のアクション」を記述します。
- **更新の3ルール**: ステップ完了時、エラー遭遇時、セッション終了前の3つのタイミングでmdファイルを更新し、常に「単一の真実の源泉」として維持します。
- **再開の効率化**: 新しいセッションを開始する際、このmdファイルを読み込ませる定型プロンプトを使用することで、過去の経緯を説明する手間を省き、1〜2分で作業を再開可能にします。
### 導入のメリット
この手法により、セッション断絶への不安が解消されるだけでなく、CursorやGitHub Copilotなど他のAIツールへの引き継ぎや、チームメンバーへの状況共有が容易になるという副次的効果も得られます。