掲載済み (2026-06-13号)
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AnthropicやOpenAIは、ユーザーが支払う100ドルにつき1000ドル以上を費やしている可能性がある

原題: Anthropic/OpenAI may be spending more than $1000 for every $100 you pay them

英語

掲載情報

2026年6月13日土曜日号 メインジャーナル掲載

概要

AIコーディングに伴う膨大な「思考トークン」のコストがサブスクリプション料金を大幅に上回っており、現在のLLMビジネスモデルの持続可能性に疑問を呈する分析。

詳細内容

著者はClaude Codeを使用した4万行規模のコーディング実験に基づき、LLMによる高度な推論やエージェント型コーディングの経済性を分析しています。主な指摘は、いわゆる「思考モデル」がバックグラウンドで消費する膨大なトークン(再帰的・間接的な処理)がコストを劇的に押し上げている点です。著者の試算では、月額100ドルのClaude Maxプランで、API価格換算にして1000ドル以上の計算リソースが消費されており、この「ブルートフォース(力任せ)」による開発スピードは、各社のIPOを控えた巨額の補助金によって支えられている維持不可能な「パーティー」であると警告しています。また、30年前の郵便番号認識技術の例を引き合いに出し、AIが得意とする数学やコードは制約の多い特殊な領域であり、そこでの成功が必ずしも汎用知能(AGI)への道ではないとも論じています。