概要
NVIDIAは、5,500億パラメータを持ち、従来比5倍のスループットを実現した自律型エージェント向けLLM「Nemotron 3 Ultra」をオープンライセンスで公開した。
詳細内容
米NVIDIAは、複雑なタスクを実行する自律型エージェント向けの大規模言語モデル「NVIDIA Nemotron 3 Ultra (550B-A55B)」を発表しました。主な特徴は以下の通りです:
- **高効率なアーキテクチャ**: 総パラメータ数5,500億、アクティブパラメータ数550億のMoE(Mixture of Experts)を採用。Mambaトランスフォーマーやマルチトークン予測(MTP)の導入により、同クラスのオープンモデルと比較して5倍のスループットを達成しています。
- **エージェント特化**: ツール利用やサブエージェントの起動、推論ステップのフィードバックなど、エージェント特有のワークロードに最適化。コストも最大30%削減可能です。
- **独自の学習手法**: 10以上の専門家モデルから学習する「マルチティーチャー・オンポリシー蒸留(MOPD)」により、高い推論能力を獲得しました。
- **オープンな提供**: OpenMDW-1.1ライセンスの下、Hugging Face等でモデルの重みが無償提供されます。
併せて、4Bの安全管理モデル「Nemotron 3.5 Content Safety」や超低遅延の音声認識モデル「Nemotron 3.5 ASR」も公開されました。