掲載済み (2026-06-06号)
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エージェントに「脆弱性を探して」はなぜ失敗するのか──Cloudflareが50+リポで示したharnessの正体

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掲載情報

概要

Cloudflareがセキュリティ特化モデル「Mythos Preview」を用いた調査を通じ、単一のAIエージェントによる脆弱性探索の限界と、それを解決するための「harness(実行管理基盤)」の設計思想を解説した記事。

詳細内容

Cloudflareは、Anthropicのセキュリティ特化モデル「Mythos Preview」を活用し、自社リポジトリ50以上をスキャンする「Project Glasswing」を実施しました。汎用コーディングエージェントに「脆弱性を探して」と頼む素直な手法は、コンテキストの狭さとスループットの低さにより、広大な攻撃面をカバーできないため失敗します。これに対し、Cloudflareは「harness(実行管理基盤)」を構築し、タスクを偵察、狩猟、検証、追跡といった段階に分割。特に、2体のエージェントを意図的に対立させてノイズを削減する「敵対的検証」や、発見された欠陥が実際に外部から到達可能かを判定する「到達性追跡」の重要性を強調しています。結論として、AIの性能を引き出し実用的な成果を得るためには、モデル単体ではなく、相互作用の形(アーキテクチャ)を設計することが不可欠であると説いています。