概要
Anthropicは、AIを用いて重要インフラのソフトウェア脆弱性を特定・修正する「Project Glasswing」を拡大し、日本を含む15カ国以上の150組織に最新モデル「Claude Mythos」のアクセスを開放した。
詳細内容
Anthropicは、サイバーセキュリティに特化した最先端AIモデル「Claude Mythos」を、世界各国の電力、水道、ヘルスケア、通信、ハードウェアといった重要インフラに関わる約150の組織へ提供拡大したことを発表しました。これは、ソフトウェアのゼロデイ脆弱性を自動で発見・修正することを目指す共同イニシアチブ「Project Glasswing」の一環です。
主なポイントは以下の通りです:
- **グローバル展開**: 米国、日本、韓国、ドイツ、フランスなど15カ国以上の組織が対象。参加組織にはSamsung、SK Hynix、Oktaに加え、NATOやEUのサイバーセキュリティ機関(ENISA)も含まれます。
- **強力なモデル能力**: Claude Mythosは数週間で数千のゼロデイ脆弱性を特定可能とされており、攻撃を受けた際に1億人以上に影響が及ぶ可能性がある基盤コードの保護に活用されます。
- **戦略的背景**: この発表は、同社が評価額1兆ドル規模でのIPOを機密裏に申請した直後に行われました。OpenAIの「GPT-5.5-Cyber」との競合が激化する中、セキュリティ分野での優位性を確立する狙いがあります。