掲載済み (2026-05-30号)
096 175文字 • 1分

AIハーネスの心臓部 ── AIのAIによるAIのためのナレッジグラフ(連載Part 2)

日本語

掲載情報

概要

JSDocとAST解析を用いて、コード・DB・ドキュメント・インフラを一つのナレッジグラフに統合し、AIがビジネスコンテキストを持って自律的に動作するための基盤「Product Graph」の設計詳解。

詳細内容

エアークローゼット社が開発するAIプラットフォーム「cortex」の核心部である「Product Graph (cpg)」の設計と実装に関する解説。従来の静的解析のみでは解決できなかった「ビジネスコンテキストの欠如」や「検索の進入点の不在」といった課題に対し、JSDocをSingle Source of Truth (SSoT) とするアプローチを採用している。TypeScriptのAST解析(ts-morph)により、コード、BigQueryのスキーマ定義(Pulumi)、Markdownドキュメント、インフラ定義を統合し、意味検索(Embedding)と構造的な依存関係を1つのグラフとしてBigQuery上に構築。このグラフをModel Context Protocol (MCP) を通じてAIエージェントに提供することで、AIが自律的に影響範囲を調査し、Runbook形式で次のアクションを決定できる仕組みを構築している。AIがコードを書くことを前提とした「AIファースト開発」によって、人手では維持困難な詳細なメタデータの更新を自動化している点が特徴である。