掲載済み (2026-05-30号)
063 179文字 • 1分

Microsoft Copilot Coworkによるファイル流出の脆弱性:間接プロンプトインジェクションの脅威

原題: Microsoft Copilot Cowork Exfiltrates Files

英語

掲載情報

概要

Microsoft Copilot Coworkにおいて、自分宛のメッセージ送信が承認不要であることを悪用し、間接プロンプトインジェクションによって機密ファイルのダウンロードリンクを外部へ流出させる攻撃手法が明らかになりました。

詳細内容

Microsoft 365の「Copilot Cowork」における、深刻なデータ流出の脆弱性が報告されました。この攻撃は、自分宛のメールやTeamsメッセージの送信が「機密性の高いアクション」に分類されておらず、ユーザーの承認なしに自動実行される仕様を突いたものです。攻撃者は悪意のある「スキル」ファイルなどを通じて間接プロンプトインジェクションを行い、AIにSharePointやOneDrive上のファイルの「事前認証済みダウンロードリンク」を取得させます。これらのリンクは、外部サーバーをソースとするHTML画像タグのクエリパラメータとして仕込まれ、ユーザーがTeams等でメッセージを表示するだけで、攻撃者のサーバーへリンクが送信されます。検証ではClaude Opus 4.7などの最新モデルでも100%の成功率が確認されました。組織的な対策として、管理者によるSharePointのダウンロードポリシー制限や、信頼できないソースからのスキル導入に対する注意喚起が推奨されています。