概要
Vercelのデザインチームが、AIエージェントによるペアプログラミングや、Figmaを介さない「プロダクト起点」のデザインワークフローなど、現在進行形で進化する使用ツールと手法を公開しています。
詳細内容
Vercelのプロダクトデザインチームにおける、2026年4月時点のツール活用状況がまとめられています。主なトピックは以下の4点です。
1. **AIエージェントの高度な活用**: Timo氏はCodexとClaudeを連携させ、一方が作成したコードをもう一方がレビューする「AIペアプログラミング」を実践。また、AIの生成待ち時間を回避するため、Conductorを使用して複数スレッドで並列作業を行うことで集中状態(フロー)を維持しています。
2. **Production as Source of Truth**: 実装スピードの向上により、Figmaよりも実際のコード(本番環境)が最新となる「逆転現象」が起きています。Paper拡張機能で本番のスタイルをデザインキャンバスに復元したり、カスタム拡張機能でブラウザから直接コードファイルへジャンプしたりする手法が取られています。
3. **キャンバスなき反復試行**: Sam氏が開発した「UI Fork」というツールにより、Figmaなどのキャンバスを介さず、ローカルのブラウザ上でコンポーネントの複数バリエーションを直接比較・検証し、即座にマージするワークフローが紹介されています。
4. **Figmaと非AIツールの役割**: Figmaは広範な探索には有用ですが、速度面でAIツールに劣るため、現在はCursor経由でFigma MCPを使いデータを自動流し込みするなどの効率化が行われています。また、画面常時録画の「Timeless」など、非AIツールも依然として重要視されています。