概要
Visual Studio Code 1.120では、マルチプロジェクト対応のAgentsウィンドウがStable版で利用可能になったほか、BYOKモデルのトークン管理やMarkdownの差分プレビューなど、開発効率とAI活用の透明性を高める機能が多数導入されました。
詳細内容
VS Code 1.120は、AIエージェントによる開発体験を大幅に強化するアップデートです。主な更新点は以下の通りです。
### 1. Agents ウィンドウのStable版導入 (Preview)
複数プロジェクトを横断してエージェントを活用できる専用ウィンドウがStable版で利用可能になりました。セッション間の設定維持や、変更内容の破棄、最新の変更との同期が容易になっています。
### 2. BYOK (Bring Your Own Key) モデルの高度な制御
自前のAPIキー(Anthropic, OpenAI等)を使用する際、トークン使用量の正確な追跡とコンテキスト占有率の表示に対応しました。また、推論モデルの「思考の深さ(thinking effort)」を調整する機能も追加されています。
### 3. AIによる安全性と効率化
ターミナルコマンド実行前のAIリスク評価(緑・オレンジ・赤のバッジ表示)や、大規模なログ・差分出力を自動圧縮してトークン消費を抑える機能が導入されました。
### 4. Markdown編集の改善
差分ビューでレンダリングされたMarkdownを確認できるようになり、構文ではなく実際の見た目の変化をレビュー可能になりました。また、HTML ID属性を利用したリンク補完もサポートされています。