掲載済み (2026-05-16号)
108 177文字 • 1分

コードを書かなくなった我々は何者か —— Product / Platform / Evaluate の3職責でエンジニアの役割を再定義する

日本語

掲載情報

概要

AIエージェントによるコーディング自動化が一般化した時代において、エンジニアの役割を「Product」「Platform」「Evaluate」の3つの職責へと再定義し、実装から環境設計と検証へのシフトを説く論考。

詳細内容

AIが自律的にコードを生成・修正する「ハーネス(制約・フィードバック)」の構築が主業務となった2026年の視点から、エンジニアのアイデンティティと役割の変遷を考察しています。著者は、エンジニアの職責を以下の3軸に整理しています。まず、顧客価値と事業成果に責任を持ち、AIへの翻訳を行う「Product」。次に、人間とAIが協働できる安全な開発基盤と改善ループを設計する「Platform」。そして、非決定的なAIの出力を品質工学として評価・監査する「Evaluate」です。かつてのコーディングがAIに代替される中で、エンジニアは「How(いかに書くか)」から「What/Why(何をなぜ作るか)」と、それらをAIに正しく実行させるための「環境設計」へと関心を移すべきであると提言しています。既存のPM、SRE、QAといった職種がこれらの3つの職責へと融合・進化していく未来を描き、新たな時代をエンジニア自らが創り出す重要性を強調しています。