掲載済み (2026-05-16号)
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Coding Agent比較用の独自のベンチマーク、Harness Benchを作ってみた話

日本語

掲載情報

2026年5月16日土曜日号 メインジャーナル掲載

概要

Coding Agent(harness)の実力をモデル単体ではなく、ツール構成や実行環境を含めて評価するためのベンチマーク「HarnessBench」を構築した記録。

詳細内容

### 概要 Codex CLI、Claude Code、Cursor Agentといった「Coding Agent (harness)」を、同一のOSSプロジェクト課題で横断的に評価する独自のベンチマーク「HarnessBench」を開発。モデルそのものの性能だけでなく、ファイル操作、探索、プロンプト、キャッシュ等の周辺実装を含めた実効性能を測定した。 ### 評価手法 9個のOSSリポジトリから27問(難易度別)を抽出し、14の条件で計378回実行。採点はLLM-as-a-judgeによる揺れを避け、hidden testによる機械採点を採用している。 ### 結果と考察 27問規模では成功率の統計的有意差は未検出だが、実行速度(wall time)には顕著な差が見られた。Cursor Composer 2は高速かつ実用的な精度を維持しており、単なるベンチマーク特化型(benchmaxxing)ではない実力を示した。エージェントの評価には、モデル単体ではなくharnessを含めた計測が不可欠である。