概要
MozillaはAnthropicの次世代AI「Claude Mythos」を活用し、Firefox 150において271件の脆弱性を修正したことを発表し、AIによる自動診断が防御側に決定的な優位をもたらす時代の到来を告げた。
詳細内容
Mozillaは、Anthropic社の最新AIモデル「Claude Mythos Preview」を用いた大規模なソースコードスキャンにより、Firefox 150において271件のセキュリティ脆弱性を特定・修正したと報告しました。これは、従来のエリート研究者が手動で行っていた高度な推論によるバグ発見をAIが同等以上の精度で代替できるようになったことを示しています。
これまで、ソフトウェアの脆弱性をゼロにすることは不可能とされ、攻撃者が有利な「非対称性」が常識でした。しかし、AIによって脆弱性発見のコストが劇的に低下したことで、Mozillaは「防御側が決定的に勝利できる未来」が到来したと主張しています。Rustへの移行やサンドボックス化といった既存の多層防御に加え、AIによる網羅的な解析を組み合わせることで、複雑ではあるが有限であるソフトウェアの欠陥をすべて修正可能なターゲットとして捉え直しています。