掲載済み (2026-04-18号)
247 142文字 • 1分

AI時代に広がる「一人会社」:中国で加速する自律型AIを活用した新しい起業形態

日本語

掲載情報

概要

中国でAIエージェントを駆使して一人でビジネスを完結させる「一人会社(OPC)」が急増しており、1600万社を突破する中で広東省が初の支援策を打ち出すなど、新たな経済モデルとして定着しつつある。

詳細内容

中国において、AIのサポートを受けながら個人が製品の設計から市場投入までを単独で完結させる「一人会社(OPC)」という起業形態が急速に普及している。2025年6月時点で登録数は1,600万社を超え、2025年上半期の新規登録企業全体の23.8%を占める規模となった。背景には「OpenClaw」などの自律型AIエージェントの爆発的普及があり、ECや技術サービス、教育分野での展開が目立つ。数十人規模への成長や数千万元規模の収益を上げる事例も存在する一方で、高額なAPI利用料や個人の信用力不足、コンプライアンスリスクといった課題も浮上している。これに対し、広東省は2026年3月に中国初の省レベルでのOPC特化型支援策を発表し、エコシステム整備と産業育成に乗り出している。