概要
ローカルLLM実行ツールの代表格であるOllamaが、基盤技術llama.cppへの帰属を隠蔽し、不完全な独自フォークやクラウドへの転換、VC主導の囲い込みを行っているとして、その利用を控えるよう警鐘を鳴らす批判記事。
詳細内容
Ollamaは、llama.cppを簡単に扱えるラッパーとして普及しましたが、その成功の裏でオープンソースの倫理に反する行動を繰り返してきたと著者は主張します。主な批判点は以下の通りです。まず、長期間にわたり基盤エンジンであるllama.cppの著作権表示や謝辞を怠り、ライセンス違反に近い状態を放置しました。次に、2025年に安定性を理由に独自のバックエンドへ移行しましたが、結果として本家で解決済みのバグを再発させ、パフォーマンスが大幅に低下(一部モデルで30〜70%の差)しました。また、DeepSeek-R1の蒸留版をフルモデルのように表示してユーザーを誤導したことや、独自の「Modelfile」形式による非効率な管理、クローズドソースなGUIアプリの導入、そしてプライバシー上の懸念があるクラウドサービスへの傾倒も指摘されています。結論として、著者はOllamaを「VCマネーと他人の技術に乗っかった寄生的な製品」と切り捨て、llama.cppの直接利用や、Jan、LM Studioといった誠実な代替手段への移行を強く推奨しています。