概要
tiny corpがAppleの承認を得たeGPU用ドライバ「TinyGPU」をリリースし、Apple Silicon MacでNVIDIAやAMDのGPUを用いたAI高速化が可能になった。
詳細内容
tiny corpは、Apple Silicon搭載Macにおいて外付けGPU(eGPU)をAIアクセラレータとして利用可能にするドライバ「TinyGPU」がAppleによって承認されたことを発表しました。これまでApple Silicon Macでは外部GPUの利用が制限されていましたが、本ドライバの導入により、SIP(System Integrity Protection)を回避することなく、OSレベルでの承認のみでAMD(RDNA3以降)やNVIDIA(Ampere以降)のGPUを接続・利用できるようになります。
主な特徴と制約は以下の通りです:
- **用途の限定**: AI処理のアクセラレータとしての動作に特化しており、通常のディスプレイ出力(グラフィックス処理)には対応していません。
- **接続要件**: USB4またはThunderbolt 3/4ポートを搭載したmacOS 12.1以降の環境が必要です。
- **必要ツール**: 専用フレームワーク「tinygrad」の導入が必須となります。また、NVIDIA製GPUを利用する場合は、コンパイラ(NVCC)の実行にDocker Desktop環境が必要です。
- **実証済みモデル**: すでにQwen 2.5 27BなどのAIモデルの動作が確認されています。Appleがサードパーティ製eGPUドライバを承認するのは異例であり、MacでのAI開発環境に大きな変化をもたらす可能性があります。