掲載済み (2026-04-11号)
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判読困難な「中世ギリシャ語」をAI-OCRで解読、TOPPANが開発 日本語の「くずし字」解析技術を応用

日本語

掲載情報

概要

TOPPANが日本語の「くずし字」解読で培ったAI技術を転用し、専門家でも判読が難しい中世ギリシャ語の写本をデジタル化するAI-OCRエンジンを開発した。

詳細内容

TOPPANホールディングスは、ヴァチカン教皇庁図書館が所蔵する約5,000点の中世ギリシャ語写本を解読するためのAI-OCRエンジンを発表しました。この技術の核心は、同社が2015年から取り組んできた日本語の古文書「くずし字」の解読技術にあります。中世ギリシャ語は、筆者による字形の違いや省略記法、分かち書きの欠如などにより現代人には判読が極めて困難ですが、100万字規模の学習データと専門家の目視確認を組み合わせることで高精度なテキスト化を実現しました。今後は認識精度95%以上を目指し、未開拓の歴史資料のデジタルアーカイブ化を加速させます。2026年4月25日より印刷博物館で開催される「名著誕生展」でデモンストレーションが公開される予定です。