概要
Claude Code CLIをAIエンジンとして活用し、追加のAPI費用なしで高度にパーソナライズされた技術記事要約を生成するRSSリーダー「Feed Curator」の開発事例。
詳細内容
## 概要
著者が開発した「Feed Curator」は、Claude Code CLIをサブプロセスとして呼び出すことで、APIキー不要かつ追加コストゼロで動作するAI RSSリーダーです。RSSの取得、スコアリング、要約をAIが行い、ユーザーの既読・スキップ履歴から「なぜ読んだか」というセマンティックな嗜好を自動学習し、毎朝パーソナライズされた技術ブリーフィングを生成します。
## 技術的特徴と設計判断
- **Claude Code統合**: CLIのパイプモード(-p)を利用し、既存の認証を流用。別途API契約が不要で、プロンプトの透明性も確保。
- **トークン節約戦略**: 記事の全文ではなく、重要度の高い「先頭500文字+末尾300文字」のみを抽出して処理する工夫。
- **3段階パーソナライズ**: タグ統計、AIによる意味的な嗜好メモ、キュレーションへのコンテキスト注入を組み合わせ、使うほど精度が向上する仕組み。
- **開発プロセス**: Claude Codeによるコード生成、リファクタリング、Property-Based Testing(fast-check)、AIによるコードレビューという堅牢なパイプラインで品質を担保。
- **デスクトップアプリ化**: BunとTauri 2を用い、SaaS不要のローカル完結型アプリ(SQLite使用)として構築。
## 結論
AIがコードを生成する時代において、「自分で作るのが面倒」という理由で成立していたSaaSの領域が、自作ツールによってリプレイス可能であることを示しています。