次号掲載予定 (2026-03-28号)
#219 203文字 • 2分

Cursor、新コーディングモデル「Composer 2」のベースが中国Moonshot AIの「Kimi」であることを認める

原題: Cursor admits its new coding model was built on top of Moonshot AI’s Kimi

日本語

概要

AIコーディングツールのCursorは、新モデル「Composer 2」が中国Moonshot AIのオープンソースモデル「Kimi 2.5」を基盤に開発されたことを認め、透明性を巡る議論を呼んでいます。

詳細内容

米国の人気AIエディタ開発スタートアップであるCursorが、最新モデル「Composer 2」の基盤に中国Moonshot AI(月之暗面)の「Kimi 2.5」を使用していたことを認めました。当初、同社は「フロンティアレベルの知能」と宣伝し、ベースモデルの存在を明かしていませんでしたが、SNS上のユーザーからモデルIDの痕跡を指摘されたことで事実関係を認めました。 Cursorの副社長Lee Robinson氏によれば、計算リソースの約75%はCursor独自のトレーニングと強化学習(RL)に費やされており、性能は元のKimiとは大きく異なると主張しています。また、この利用はFireworks AIを通じた正規の商用パートナーシップに基づいたものであり、ライセンス上の問題はないとしています。 DeepSeekの台頭などAI開発における米中間の競争が激化する中で、高額な評価額を誇る米国スタートアップが中国製モデルをベースに採用し、それを当初隠していたことは、業界内で透明性に関する批判を招いています。共同創業者のAman Sanger氏は、最初から言及しなかったことは「ミスだった」と述べています。