掲載済み (2026-03-21号)
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「AIにオールイン」から1年、DeNA南場会長が明かす進捗と誤算:効率化は進むも人材シフトに課題

原題: 「AIにオールイン」宣言から1年、DeNA南場会長が明かす進捗 「効率化は進んだ。ところが……」

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掲載情報

概要

DeNAはAI導入で最大95%の業務効率化を達成した一方、真面目な社員が浮いた時間を既存業務の深化に充ててしまい、新規事業への人材シフトが難航している実態が明らかになった。

詳細内容

DeNAの南場智子会長は、2025年に宣言した「AIにオールイン」方針の進捗報告にて、業務効率化の面では顕著な成果が出ていることを強調した。具体的には、特定の開発プロジェクトで95%の作業をAIが代替し、法務チェックにおいても90%の効率化を実現。100件以上の社内活用事例を公開するなど、現場への浸透は進んでいる。しかし、最大の目的であった「既存事業から新規事業への大規模な人材シフト」は想定通りに進んでいない。南場氏はその要因として、AIによって生まれた余剰時間を、社員がこれまで手の回らなかった既存業務の改善に充ててしまう「真面目さ」を挙げた。この課題に対し、2026年度からはマネジャーの評価項目に「人材の輩出」を組み込むなど、より強力なリーダーシップによる強制的な配置転換を進め、アプリケーション領域でのAIサービス展開を加速させる方針だ。