掲載済み (2026-03-21号)
#178 219文字 • 2分

AIで銃乱射事件を防ぐテキサスのスタートアップ「Angel Protection」

原題: The Texas startup trying to stop mass shootings with AI | Mashable

英語

掲載情報

概要

テキサスのスタートアップ「Angel Protection」は、AIを用いて監視カメラ映像から銃器を検出し、乱射事件の発生を10秒以内に当局へ通知する技術を開発している。

詳細内容

テキサス州のスタートアップ企業「Angel Protection」が、AIを活用して銃乱射事件を未然に防ぐ、あるいは被害を最小限に抑えるための新技術をSXSWで発表した。このシステムは、既存の監視カメラと統合され、AIがリアルタイムで映像をスキャンして露出した銃器を特定する。異常を検知すると、同社のモニタリングセンターにいる人間のレビューアーに即座に通知され、確認後10秒以内に法執行機関へ画像と正確な位置情報を含む詳細な通知が送られる。 開発の背景には、2022年に起きたユバルデ小学校銃乱射事件がある。データサイエンティストである創業者のLewis Matthews氏は、従来の通報までのタイムラグ(平均90秒)と、パニックによる通報内容の混乱(犯人の特徴の不一致など)が初動を遅らせていると分析。AIによる機械的な検知と人間による検証を組み合わせることで、このラグを10秒以下に短縮することを目指している。プライバシーへの配慮として、映像処理はオンサイト(現地)で行われ、脅威が特定された場合にのみ通知が送られる。現在はテキサス州内の学校や病院、政府施設など約2,500台のカメラで運用が開始されている。