掲載済み (2026-03-21号)
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エヌビディア帝国が崩壊?メタ・OpenAIがAMDと交わした「15兆円・運命共同体」

原題: エヌビディア帝国が崩壊?メタ・OpenAIがAMDと交わした「15兆円・運命共同体」

日本語

掲載情報

2026年3月21日土曜日号 メインジャーナル掲載

概要

メタとOpenAIがAMDと最大15兆円規模の電力ベース調達契約を締結し、新株予約権を通じた資本同盟を築くことでエヌビディアの独占体制に挑んでいます。

詳細内容

AI半導体市場において、メタとOpenAIがAMDと相次いで締結した「15兆円規模」の超大型提携の全貌を分析した記事です。この提携は、従来のチップ枚数単位の契約ではなく、データセンターの電力容量(6GW)を基準とした「電力ベース契約」という前例のない枠組みを採用しています。特筆すべきは、AMDが両社に対し、実質ゼロ円で株式を取得できる「ワラント(新株予約権)」を大量に供与した点です。これにより顧客が供給者の大株主となる「運命共同体」が形成されました。 背景には、エヌビディアのクローズドな「CUDA」エコシステムによる独占と高い粗利率への反発があります。メタやOpenAIは、AMDのオープンソースなソフトウェアスタック「ROCm」の柔軟性と、ハードウェアの共同設計(カスタム化)に活路を見出しました。この動きは、AI競争が技術力だけでなく「エネルギー・資本・ソフトウェア」を統合したインフラ争奪戦へと変質したことを象徴しており、エヌビディア一強時代の終焉と、マルチベンダー戦略への決定的なシフトを示唆しています。