掲載済み (2026-03-14号)
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米国経済の89%は実質リセッション状態、テック投資がGDPを支える「二極化」の現実

原題: Most of the Economy Is in a Recession, Tech the Only Bright Spot: Jim Paulsen

日本語

掲載情報

概要

ウォール街のベテラン、ジム・ポールセン氏は、米国の民間経済の89%は成長が停滞し実質的なリセッションにある一方、AIなどの「新時代」投資が表面上のGDPを支えていると指摘しています。

詳細内容

40年以上のキャリアを持つ市場ストラテジスト、ジム・ポールセン氏の最新分析によると、米国経済は極端な二極化に直面しています。2025年の実質民間GDPは2.3%増加しましたが、その中身を分解すると、AI関連を含む情報処理機器や知的財産への投資(新時代経済)が14%という驚異的な成長を記録しました。一方で、民間経済の89%を占めるそれ以外の「旧時代経済」はわずか1%の成長にとどまり、雇用の創出も行われていない実質的なリセッション状態にあると分析しています。ポールセン氏はこの状況を、株式市場における「マグニフィセント・セブン」とそれ以外の493銘柄の格差になぞらえ、マクロ経済指標が良好であるにもかかわらず、国民の景気実感が極めて悪い理由を説明しています。