掲載済み (2026-03-14号)
#004 171文字 • 1分

AIと違法な戦争:AI兵器の「精度」という幻想とビッグテックの癒着

原題: AI and the illegal war

英語

掲載情報

2026年3月14日土曜日号 メインジャーナル掲載

概要

AI技術が軍事転用され民間人犠牲を招く中で、ビッグテックとメディアが癒着し、経済的価値の低いAIを軍事プロパガンダで支える構造を批判する論評。

詳細内容

マーク・ハースト氏は、2026年に米国が開始したイランとの戦争において、Anthropic社のAI「Claude」が標的選定に利用され、女子校への誤爆という惨劇を招いたとする衝撃的なシナリオを通じて、現在のAIブームの裏側を告発している。Amazon(Anthropicの主要出資者)の創設者ジェフ・ベゾスが所有するワシントン・ポスト紙が、AIの軍事的貢献を称賛する一方で民間人への被害やAIの経済的な無価値さを隠蔽している現状を痛烈に批判。ゴールドマン・サックス等の分析を引用し、AIへの巨額投資が経済成長に寄与していない現実を指摘した上で、AIオリガルヒたちが自らの経済的失敗を回避するために軍事利用という「出口」を求めていると論じている。本質的にエラーが発生しやすいLLMを軍事や監視社会に組み込むことの非人道性と、人間中心の価値観を守るための抵抗を呼びかけている。