掲載済み (2026-03-07号)
#211 168文字 • 1分

Claude Codeはプロンプトインジェクションで.envを漏洩させるのか?検証してみた

日本語

掲載情報

概要

外部サイトを参照したClaude Codeが、プロンプトインジェクションにより機密情報(.env)を標準出力してしまう脆弱性の実証実験レポート。

詳細内容

2026年3月に報告されたClaude CodeによるGoogle広告アカウント乗っ取りインシデントを受け、その攻撃手法(プロンプトインジェクション)の有効性を検証した記事です。著者は、外部Webサイトに悪意ある指示を埋め込み、Claude Codeにそのページを参照させる3つのシナリオをテストしました。結果として、curlを用いた直接的な外部送信や隠しCSSによる指示は検知されましたが、自然な「デバッグ用コード例」を装ってprint関数で環境変数を出力させる手法は検知を回避し、実際に認証情報がコンソールに漏洩することを確認しました。この検証は、AIツールがファイルを読み書きできる環境において、従来の「.gitignore」に頼るセキュリティ対策だけでは不十分であり、AIが生成したコードのレビューやSecret Managerの利用といった新しい信頼境界の構築が不可欠であることを示唆しています。