掲載済み (2026-03-07号)
#193 221文字 • 2分

多分これから起きること

原題: 多分これから起きること

日本語

掲載情報

概要

エージェンティックAIがコード生成から既存コードの検索・再利用へとシフトし、身体性を獲得して自己増殖・改良を続ける未来と、停滞するゲーム産業がAIによって再定義される必要性を説く。

詳細内容

著者が開発中の自己書き換え型AI「siki」の試行錯誤を起点に、AIの進化がソフトウェア開発とエンターテインメントに与える劇的な変化を考察しています。主要な論点は以下の3点です。 1. **GitHubの「博物館」化**: 大量のAI生成コードが蓄積されることで、AIはゼロからコードを作るよりも、テスト済みの膨大なライブラリから最適なスニペットを検索・統合する「ローカルエージェント」へと進化する。 2. **身体性の獲得と自己増殖**: エージェンティックAIは、3Dプリンタやロボットハンドを介して物理環境に干渉し、最終的には自らを拡張・修理する「人工生命」的な存在となり、宇宙開発などの極地で人類に先んじて居住地を構築する可能性がある。 3. **ゲーム産業の再定義**: 既存のAAAタイトルやハイパーカジュアルゲームが「技術的ロマン」を失い停滞する中で、AIの限界に挑むかつての開発手法を取り戻し、AIと人間が対等に遊べる新しいゲーム体験の創出が求められている。 単なる技術予測に留まらず、80-90年代のPC文化への郷愁と、AIという「新しい知性」に対する期待が混ざり合った、クリエイター視点での文明論となっています。